ユニクロのスポーツサングラスはランニングで使えるのか。1年使って分かったこと

サングラスはなくても走れるし、優先順位でいえばシューズやウェアのほうが上。でも、日差しや風、あるいは羽虫やほこりといった飛来物(特に朝夕に河原を走るには必須!)から目を守るためにはなくてはならない装備といえる。

そこで試したのがユニクロのスポーツサングラス。2025年モデルのウェリントンタイプを、去年の夏から使い始めた。

正直に言うと、最初はあまり期待していなかった。
購入当時は2眼タイプのランニングで使えるサングラスとして知名度のあったグダーやイジピジなどと実際に試着して悩んで購入したのだが、価格的にも“とりあえずの一本”くらいの位置づけでした。ただ、結果としては思っていたよりもずっと使い続けることになったし、最終的にはウルトラマラソンでも使用しました。

その理由はシンプルで、「ランニングにおけるストレスが少なかった」からだと思います。


目次

メリット①視界が自然なまま、まぶしさだけが消える

実際に使ってみて、一番しっくりきたのはレンズの見え方でした。グレーレンズなので、視界の色味がほとんど変わらない。そのままの景色で、ただまぶしさだけがスッと引くので、景色を楽しみたい派の私はランニング用以外でもグレーのレンズばかり使っています。


メリット②「ずれない」は正義

もうひとつ大きかったのがフィット感。

鼻当てとテンプル部分がシリコンになっていて、これがちゃんと効いています。走っていてもほとんどズレない。ペースを上げても、汗をかいても、気になる場面がかなり少ないです。

ここは正直、もう少し上の価格帯のサングラスと比べても遜色ない、むしろ上だと感じた部分。
グダーやDANSHADESなども確かに普通のサングラスよりは滑りにくいですが、鼻当てもフレームと同じ素材なので結局ずれてきます。2眼タイプでは仕方がないのかとも思いましたが、ユニクロのスポーツサングラスはほとんどずれないのでストレスがかなり少ないです。

ランニング中にサングラスを触る回数が減るだけで、かなりストレスは変わります。この一点だけでも、使い続ける理由としては十分です。
ただ、本当にストレスを減らすには一眼タイプのスポーツサングラスを使うべきなんでしょうね。


ただし、長く使うと弱点は見えてくる

一方で、「ああ、ここは値段なりだな」と感じる部分もあります。

一番分かりやすかったのはミラーコートの耐久性。

使い始めてからしばらくして、少しずつコーティングが剥げてきているのは感じていました。決定的だったのは今年の2月。ランから帰ってシャワーを浴びるときに一緒に洗って、そのまま濡れた状態で置いていました。

そのあとタオルで拭いたタイミングで、一気にミラーが剥がれてしまったのです。まだらに残る感じで、見た目としてはかなり厳しい状態でした。ここは扱いも含めてですが、やはり耐久性は高くない。

コーティングがはがれてまだらに

それでも捨てなかった理由

普通ならそこで買い替えるか、別のものに移ると思います。

実際に、別のサングラスも試しました。ただ、長時間のランになるとズレが気になってしまいます。フィット感の差が思った以上に大きかったのです。

結果としてどうしたかというと、ミラーコートを全部剥がしたユニクロのサングラスをそのまま使い続けることにしました。失敗しても2000円程度のものなので、半年以上使った今では恐れることはありません。
ミラーコートはお湯に弱いので、レンズをフレームから外して塩を溶かした70度ぐらいの湯につけ、しばらくたった後で優しくスポンジでこすると簡単にすべてはがすことができました。

見た目はかなり変わりますが、機能的には問題ありません。そして実際、その状態でウルトラマラソンでも使用して完走しました。

ウルトラの装備

ここまでくると、「どれだけ高性能か」よりも「どれだけストレスなく使えるか」のほうが重要なんだと実感します。


普段使いとは完全に分けている

ちなみに、日常やドライブでは別のサングラスを使っています。TALEXのレンズを入れたレイバンのサングラスで、これは快適。視界もクリアでかけ心地もよく、デザインも気に入っています。

だから、ユニクロのサングラスは完全にランニング専用。
見た目や質感を求める場面と、機能だけで割り切る場面を完全に切り分けています。


ユニクロのサングラスはどこにハマるのか

1年使ってみて思うのは、このサングラスは“全部を満たすものではない”ということです。

ただし、「とりあえず目を守りたい」「日差しを抑えたい」という目的に対しては、かなり合理的な選択肢になります。

価格が安いので、扱いも雑になりすぎず、それでいて気を使いすぎることもない。仮に転んで壊してもダメージは小さい。この気軽さは、意外と継続に効いてきます。

そして何より、しっかりフィットしてズレにくい。この一点がランニングでは非常に重要です。


2026年モデルはスルーした理由

一応新しいモデルも見たが、2026年はブラウンレンズ。個人的にはあまり好みではなかったので購入はしていない。

このあたりは完全に好みの問題だけど、グレーの“自然な見え方”が気に入っていたので、無理に乗り換える理由はなかった。

2026年のラインナップ

まとめ

ユニクロのスポーツサングラスは、スペックで語るタイプのアイテムではありません。

ただ、実際に走る中で感じたのは、「気づいたら使い続けている」というタイプの良さです。一時しのぎのつもりがずいぶん長いこと愛用しています。

完璧ではないし、弱点もはっきりある。それでも、ランニング中のストレスを減らしてくれる道具としては十分成立している。

少なくとも、自分にとっては“とりあえずの一本”では終わらなかった。そういう意味では、かなりコスパのいいサングラスだと思います。

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この記事を書いた人

週末を最大限楽しむための戦略を考える会社員。
平日はフルタイムで働きながら、登山・釣り・ランニングなどアウトドアを中心に活動しています。
フルマラソンはサブ3.5達成。現在はサブ3時間15分を目標にトレーニング中。
実体験ベースで、次の週末が少し楽しみになる情報を発信しています。

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