登山やランニングをする人なら、一度は MILLET の「ドライナミックメッシュ」やファイントラックのドライレイヤーなどを使ったことがあるかもしれません。
汗をかいても肌離れがよく、汗冷えしにくい。夏の低山でも、冬の行動着でも、そして長時間のランニングでも本当に快適です。私自身、半袖とタンクトップを使っていますが、一度慣れるともう戻れません。
ただ、長く使っていると避けて通れない問題があります。
「におい」です。
今回は、2〜3年使い込んだドライナミックメッシュのにおい問題と、実際に効果を感じた対策についてまとめます。同じ悩みを持っている方の参考になればと思います。
ドライナミックメッシュは本当に優秀。でも長期使用で“におい”が気になってきた
最初のころは本当に驚きました。
2日間の沢登りを兼ねた渓流釣りで着続けても、ほとんどにおいが気にならなかったからです。
汗を大量にかく夏山やランニングでも快適で、「これを着ると普通の化繊インナーに戻れない」と感じるレベルでした。
ところが、2〜3年ほど使い続けたあたりから変化が出てきました。
今では、2時間ほどのランニングをしただけでも、かなりにおいが気になるように。しかも自分でも分かるレベルです。
レースやグループ登山、ランニングイベントなどでは、「周囲の人に申し訳ないな…」と感じるて着るのをためらうほど。
ただ、汗離れ性能そのものは今でも優秀なんです。
乾きやすさや快適性はほとんど衰えていないので、「臭うから捨てる」というのも正直もったいない。かなり悩みました。
試した消臭方法。でも決定打にはならなかった
におい対策として、まずは定番の方法をいろいろ試しました。
煮沸、熱湯+洗剤、漂白剤などです。
一時的には改善します。洗濯した直後はほぼにおいません。
ただ、やっぱり長時間のアクティビティの後はまたにおうようになってしまいます。完全には戻りませんでした。
ドライナミックメッシュは消臭糸を使用しており、これが劣化することで菌の繁殖・においの発生を抑えられなくなってくるものと思われます。
そのため、どれだけ綺麗にしても、また使えばにおうようになってきます。
「これはもう寿命なのかな」と思い始めていました。
靴用の「グランズレメディ」を試したら意外と効果があった
そんな中、試しに使ってみたのが Gran’s Remedy の無香料タイプです。
本来は靴の消臭用として有名な粉ですが、「雑菌対策なら化繊インナーにも効くのでは?」と思って試してみました。
使い方はかなり適当です。
着る前のドライナミックメッシュをポリ袋に入れて、そこに粉を少量投入。付属のスプーンの三分の1ぐらいです。あとは袋を振ったり、軽く揉んだりして、全体に粉を行き渡らせます。
これだけ。
正直、「効果があったラッキー」ぐらいの気持ちでした。
でも次に使ったとき、「あれ? においが気にならない」と感じました。“あの不快感がかなり抑えられる”感覚です。
少なくとも、自分で気になるレベルのにおいは大きく軽減されました。
とはいえ、直接肌に触れるものなので、人によってはかぶれたり影響が出るかもしれません。試す方は自己責任でお試しください。

ただし効果は永久ではない
一方で、万能という感じでもありません。
洗濯すると、効果は薄れる印象があります。
なので、私は「長時間のアクティビティ」に備えるタイミングで再度粉を使う運用にしています。
根本解決というより、“延命措置”に近いかもしれません。
それでも、まだ使えるウェアを捨てずに済むのは大きいです。
特にドライナミックメッシュは価格も安くはありませんし、汗処理性能そのものは優秀なので、「臭うから買い替え」は結構もったいないと思っています。
ドライナミックメッシュ愛用者ほど、におい問題は悩みやすい
ドライナミックメッシュは、登山、ランニング、渓流釣りなど、大量に汗をかくアクティビティで本当に優秀です。
だからこそ使用頻度も高くなり、結果として長年使い込み、そして気づくと“におい問題”が出てくる。
これはかなりあるあるだと思います。
もし、
「最近ちょっと臭う気がする」
「洗っても戻らない」
「でも性能は気に入っている」
という状態なら、一度グランズレメディを試してみる価値はあると思います。
※ただし推奨された使い方ではありません。自己責任でお試しください。
少なくとも私は、「まだこのインナーを使い続けられそうだ」と感じるくらいには効果がありました。
