YAMAPで登山の計画を立てているときに、無料のユーザーは地図のダウンロード制限に引っかかってしまうことがありますよね。あるいは登山口に着いたときに、「地図がダウンロードできていない」ことに気づいてしまうこともあります。
そんなとき、頭に浮かぶのはだいたい次のような疑問ではないでしょうか。
このまま登って、記録はちゃんと残るのか。
地図が見られない状態で歩いても大丈夫なのか。
そもそも、毎回地図をダウンロードする必要はあるのか。
この記事では、そうした疑問に対して、「地図なし活動」という仕組みを正しく踏まえたうえで、現実的な考え方を整理します。
地図をダウンロードしていなくても、記録は残る?
これは多くの人が一番気になる点だと思います。
結論から言うと、記録は残ります。
地図をダウンロードしていなくても、スマートフォンのGPSによって位置情報は取得されます。
歩いた軌跡も、登った事実も、基本的には記録されています。
後から地図を設定すれば、
- ルートの表示
- 登頂ポイント
- 通過時刻やコースタイム
も反映されます。
「地図をダウンロードしていなかった=登山記録が無効になる」
ということではありません。
地図がない状態で登っても大丈夫か?
次に気になるのが、安全面の話です。ここで重要なのは、地図を見られない状況そのものです。
地図をダウンロードしていない状態で圏外に入ると、YAMAPではルートを確認できません。
その状況が問題になるかどうかは、山と条件によります。例えば、
- 登山道がよく整備されたメジャーな山
- 分岐が少なく、迷いにくいルート
- 電波が入る可能性が高い場所
こうした条件であれば、地図をダウンロードできていなくても、実際には困らないケースもあります。
私自身、筑波山で同じ状況になったことがあります。
地図はダウンロードできていませんでしたが、ジオグラフィカを併用して現在地は確認でき、電波もあったため、必要に応じてYAMAPの地図を読み込むこともできました。
一方で、
- 初めて歩くルート
- 視界が悪い日
- 人の少ないマイナールート
こうした条件が重なる場合、地図が見られない状態で山に入るのは、明確にリスクが高いと感じます。
大丈夫かどうかは、「地図なし活動かどうか」ではなく、その山と条件で、自分が判断できるかどうかです。
地図のダウンロード枠を節約したい、という考え方
無料プランを使っていると、地図のダウンロード枠はどうしても気になります。月に1枚までになってしまったので、たまたま予定が続いてしまえばそれでアウトです。
ここで考えたいのは、「すべての山で、同じ扱いをする必要はない」ということです。
- 何度も歩いている馴染みのある山
- ルートが単純で、紙地図や別アプリでも把握できる場所
こうした場合は、あえて地図をダウンロードせず、「地図なし活動」として記録を取る、という選択も現実的です。
逆に、
- 初めての山
- ルート判断が必要な場所
- 天候や季節条件が厳しい日
こうした登山では、ダウンロード枠を使ってでも、確実に地図を手元に持つべきだと思います。
地図枠を節約する、というのは「地図を使わない登山を増やす」ことではありません。
使うべき山と、そうでない山を分けて考えるということです。
私が意識している、ひとつの基準
ソロで登山をするうえで、私が一番気にしているのは、「この山に入る時点で、判断に必要な情報を自分が持っているか」です。
YAMAPの地図である必要はありません。紙の地図でもいいし、別のアプリでもいい。
ただ、「地図をダウンロードできなかったけど、なんとかなるだろう」という状態で山に入るのは、できるだけ避けたいと考えています。
まとめ
地図をダウンロードできなかったとしても、YAMAPで登山記録を残すことはできます。
「地図なし活動」でも、あとから山域の地図を反映させれば登頂記録も登録されます。

地図がなくても大丈夫!とは一概には言えませんが、自身の実力や経験、登る山の条件と照らして判断していくことが大事だと考えています。

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