結論から書くと、個人的にはワラーチランは5度を下回る条件ではやらない方がいいと感じた。
この判断に至ったのが、1月上旬、夜1度のコンディションで走った今回のランだ。
夜1度、ワラーチで10kmのつもりだった
2026年1月上旬の夜。気温は1度ほどで、風は弱めだが確実に吹いていた。天気は晴れ。
この日はEペースで10km程度を走る予定だったが、結果的には8kmで切り上げている。
足元は自作のワラーチ。7mmのビブラムシートにパラコードを通したものだ。
ウェアはロングTにウィンドブレーカー、ロングパンツ、手袋。足には5本指ソックス。体幹や上半身の寒さは走っている分には特に問題なかった。
実は走る前から、右足の薬指と中指は軽めのしもやけ気味だった。ただ、走れば血流が上がって回復するだろう、という判断でスタートしたのだが、すぐに後悔することとなる。
走っても足先は温まらなかった
走り出した時点から、足先の感覚はやや鈍かった。ただ、そのうち戻るだろうと考えてそのまま続行。
ところが距離を重ねるにつれて、感覚は戻るどころか少しずつ鈍くなっていく。信号待ちでは手で足指を軽くマッサージしたが、一時的によくなるものの、継続した回復は感じられない。右足のしもやけはじんじんと痛みがあり、徐々に指の付け根のほうまで痛いような気がしてきた。嫌な感じだ。
それでも3kmほどマッサージとランを続けると、右足の痛みは薄まっていった。
しかし、5kmを過ぎたあたりで、左足は親指以外の指の感覚がほぼなくなった。
一瞬、靴底ごと取れてしまったのではないかと思い、思わず足元を確認したほどだ。
この時点で、予定していた10kmは厳しいと判断し、コースを変更して帰宅することにした。
考えてみれば、足は常に風にさらされ続ける。体幹が温まっても、足先だけがどんどん冷やされていくのは自然なことだった。
過去に剣道をやっていて、氷点下でも裸足で稽古をしていた経験がある。その感覚がどこかに残っていて、今回の判断を少し甘くしていたのかもしれない。
やめる判断と、気温の目安
途中でやめた理由は単純だ。
無理をしてつまずくのも嫌だし、しもやけを悪化させるのも避けたかった。
帰宅後、暖かいシャワーを浴び、足をお湯を張った桶にしばらく浸すと感覚は戻った。大事に至らず、正直ほっとしている。
今回の経験を踏まえた、ワラーチランの個人的な目安は次の通りだ。
10度以上は裸足でOK。
5〜10度は靴下ありなら大丈夫。ただし雨などで濡れる可能性がある日はやらない。
5度を下回るときは、やらない。
つまり、12月~2月は完全にオフシーズンとした方が安全だろう。
この日の数日前、昼間に靴下+ワラーチで問題なく走れたことで油断があったのは確かだ。
ワラーチランは解放感があり、鍛えられている実感もあって楽しいが、万能ではない。少なくとも真冬の夜、5度を下回る条件では「やらない」という判断をしておく方が安心だろう。

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